2022/10/21 16:55
「冷酒」と「セイタカアワダチソウ」の功罪
9月下旬から10月にかけて
そこら辺の空き地や休耕田には
ある植物がこれでもか
と、群生している。
そう、それは・・
「セイタカアワダチソウ」
外来種で繁殖力が強く、花粉アレルギーの原因などと、嫌われ者として君臨しているように見えていた。
実際には、風媒花でなく虫媒花であり、風で飛んで花粉アレルギーの原因にはなっていない。
それどころかハーブや薬草として肌に良く、アトピー性皮膚炎を改善すると言われる。また花を乾燥させたものは入浴剤としても活躍しているらしい。その酵素で殺菌作用もあり2〜3日お湯を代えなくても大丈夫らしく、そのエキスでだんだんに泡立ってくるという。
「罪」ばかりでなく「功」の部分がクローズアップされると、これまでの厄介物のイメージが覆される。
さて、話は代わって
「質の良い日本酒は、冷やして呑むべき。」
という定説も、まことしやかに言われたりしていた。
実は、キンキンに冷やして呑むと、純米酒の「香り」も「旨味」も感じにくく、どんなお酒でも、それなりに呑めてしまう万能性を有してしまうのが始末にをえないところで・・
例えば、フルーティな香りが立つ(強烈な香水を纏ったような)「吟醸酒」でも、冷やすと品の良い穏やかな香りとして呑めるし・・
醸造用アルコール・糖類・酸味料を添加して途中で発酵を人為的に止めた「ベタベタと甘さが際立つ日本酒」でも、冷やすとアッサリとした味わい(言いかえれば、薄っぺらい味わい)として、それなりに呑めてしまう・・
これは鼻と舌を麻痺させて呑んでいるのと一緒と言える。
良かれ悪しかれ、没個性のお酒になり下がってしまう。
このことが、「冷酒」として呑む「功罪」を端的に顕しているといえるかも・・
ただ、このような事象があることも踏まえて、あっさりスッキリとした呑み口の冷酒を愉しもうと言う提案です(笑)
それでは「冷酒」から「燗酒」まで愉しめる純米酒を一つ紹介します。
「奥播磨 純米吟醸 深山霽月R1BY」
ほんのりと洋ナシのような上品な含み香が鼻をくすぐりながら、旨味も柔らかく広がり、その後、柑橘系の酸が爽やかにキレる。もちろん冷酒でも美味いですが、やっぱり燗酒が絶品。
https://donsayo.buyshop.jp/items/44603519
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