2022/11/04 17:59


「日本酒の甘口と辛口」


今日は、高校時代の友人が30年ぶりに訪ねてきてくれました。

昔の四方山話に花が咲き、懐かしかったです。おかげで若かりしころの気力が戻ってきた感じ。まだまだ頑張ります。


さて今日は・・

「辛口の純米酒を選び、スッキリとした燗酒を呑もう!」

と題して、日本酒の「甘口」と「辛口」の基準について語ってみます。

日本酒の燗酒というと、ベタベタして甘ったるいイメージが強いのではないでしょうか?

それでは、焼酎のようにスッキリとした辛口の日本酒を選ぶにはどうすればよいでしょう?


甘辛さを表す一般的指標して

「日本酒度」「酸度」「アミノ酸度」などがあります。

このうちの日本酒度(糖分などのエキス分の指標・ボーメ)の表示に注目してください。

日本酒度は「+-0」を境にして「+3」などのように+(プラス)表示なら辛口です。

「ー1」のようにー(マイナス)表示なら甘口と考えていただければわかりやすいです。「+1」より「+5」のほうがより辛口となると、ご理解くだされば結構です。

実際の甘辛の感覚や酒質は、呑む温度が温かいと甘く感じたり、「酸度」が高くなると、酸味が強くなり、よりコクのある辛口に感じられたり、「アミノ酸度」の数字が高くなると、旨味が濃くなり甘く感じられたりしますが、最初は単純に考えましょう。

私の経験からいうと、この日本酒度が「+5」以上だと、スッキリとした辛口の純米酒を選ぶことができます。そうすれば、米の旨味がひろがり、キレも良く、美味い燗酒を体験できる確率が高いです。

当店には、日本酒度「+13」などという超辛口表示の純米酒が多いですが、うすっ辛いばかりの日本酒ではなく、熟成の旨味がのっているスッキリとした美味しい純米酒ですので、安心してご購入下さい。


それでは・・

日本酒度「+13」の純米酒を紹介します。


「辨天娘きもと玉栄純米H30BY20番娘」

乳酸系の爽やかな香りと栃餅様の熟成香をわずかに感じる。口当たりは、とても優しく、落ち着いた上品な旨味に静かに酸がキレる。静かな湖面にそよぐ優しい風の如く癒される。この包み込むような優しさとクールな佇まいこそ辨天娘たる由縁。理知的でありながら優しく微笑む貴婦人のようだ。余韻は爽快感と安寧に包まれる。

燗に付けると、メチャメチャまろやかで、酸もたち、まとまり、キレも秀逸で滋味深い。飽きがこずスルスル呑める。

原材料: 米・米麹

酒米: 玉栄 

(鳥取県若桜町産)

生産者: 法人糸白見

精米歩合: 75%

アルコール度: 15〜16度

日本酒度: +13


https://donsayo.buyshop.jp/items/44603445


お酒をお電話で取り置き予約もできます。

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