2023/01/29 15:29
雪見酒と洒落込む
「梅津のきもと 山田錦純米原酒 精米8割H 28BY」
純米燗金太郎です。
昨日は、朝からの雪かきに加えて、天候回復に伴うお客さまの来店も多く、また水道管の破裂もあり、バタバタした1日を過ごしました。忙しいのは、やはり、ありがたい事だと再認識しました。
今日は、ようやく雪が降らなかったものの、最低気温が
「ー7℃」。
日中も4℃と気温が低く、雪景色解消には至りません。
と言う事で、まだまだ「雪見酒」
を愉しむことが出来るので、ラッキーです。
今日お薦めする雪見酒は、濃い「山吹色」で、インパクトある酸と熟成の深い旨味が魅力のこの純米燗です。
「梅津のきもと 山田錦純米原酒 精米8割H 28BY」
黒糖や栃餅等の含み香(熟成香)をもち、旨味ものってきて奥行きがある。梅津さんの酒らしい太くて旨い酸は、心地良い。28BYの酸もかなり太くてインパクトがある。精米歩合80%だが、荒々しいというよりも、生酛の精悍さを感じられてワクワク感がある。余韻には、多分に渋味を感じるので、これからの熟成で、旨味も酸味も、もっとまろやかになりバランスが良くなっていくことだろう。燗につけると、よりバランスが良くなる。割水燗にするとスルスル呑める。
https://donsayo.buyshop.jp/items/44603459
*「私は、炭濾過しない山吹色の日本酒を選びます」
本来、日本酒というものは山吹色なのは周知のとおりです。
なのに見た目が悪いから炭でろ過して透明にする事が多いです。
そしてもう一つの要因として、炭でろ過することにより雑味をとり除くという目的もあります。
もちろん雑味とともに日本酒の肝ともいうべきお米の旨味成分までも取り除かれてしまいます。つまり搾った酒の味に自信がないので、炭を使いさし障りのない味の酒にしようとしている行為なのです。こんなのが美味しいわけがないのです。
一方、杜氏さんが醪を完全発酵させ、自信をもって搾った純米酒なら、無ろ過にするか、軽くフィルターろ過するだけで、炭をかけて肝心の日本酒の旨味や個性を取り除くような野暮なことはしないものです。
また、山吹色の濃さは熟成度合のパラメータにもなりますもんね。
だから私は、透明な日本酒を見ると、すごく不安になります。
このお酒って絶対美味しそうには見えないだよなぁ。」という逆の観念に支配されてしまうのです。そういう意味で、「山吹色」の純米酒を選ぶ事は私にとっては、とても重要です。
お酒を電話で取り置き予約もできます。
リンクから純米燗伝道師がお薦めする純米酒の詳細情報をご覧いただけます。
↓
当店webショップ
○地酒のDON BASE店
(アマゾンペイの決済もOK)
#地酒のdon #純米燗 #佐用町 #純米酒 #日本酒 #SAKE #燗酒 #日本酒好きな人と繋がりたい #酒は純米燗ならなお良し #梅津のきもと
・・・・・・・・
播州佐用の酒屋
赤松酒店(地酒のDON)
マスコット 純米燗金太郎
店主 純米燗伝道師 赤松儀和
〒679-5523
兵庫県佐用郡佐用町上月1030-4
℡ 0790-86-1235
fax 0790-86-1236