2023/02/12 15:45
バレンタインディに贈りたい
「武蔵の里 宙狐 山廃もと仕込みR3BY」
早瀬土人形の純米燗金太郎です。
春やぁ!
ごっつう、ぬくいやん。
みんな、家におってんか?
そんなん、あっかいやぁー。
そら、こんなエエ天気の日には、外に出んと、もったいないわぁ。
お天道さんの陽の光浴びて、元気エネルギーを分けてもらわんと。もうすぐかげるし、そないなったら、せっかくの元気エネルギーがのうなるやん。
おまはん、ウォーキングなんかには、ごっつうエエ日やで。
(いわゆる播州弁です。解らない言葉があったら訊いてください。)
と言う訳で
今日お薦めする純米燗は、優しい旨味に癒されるこのお酒やぁ。
「武蔵の里 宙狐 山廃もと仕込みR3BY」
宙狐(ちゅうこ)とは、「キツネ火」の別称で、岡山県美作地方では、米の豊作や良いことが起きる前触れとして伝えられている。そんな名前を冠したこの純米酒は、優しい旨味が特徴で、あまり酸が立たない酒質が多い「武蔵の里」ブランドとは、酒質を異にする。旨味と酸の輪郭がクッキリと顕れて、キレキレの酒質である。
燗につけると一層旨味が膨らみ酸もたち、スッキリと呑める。
https://donsayo.buyshop.jp/items/44603530
*日本酒の味の開かせ方
完全発酵の純米酒の場合、
栓を開けたばかりの時は、造りの強い純米酒ほど余韻の渋みが強いです。
まだ味が開いてないのです。
そんな味が固いときの味の開かせ方ですが・・
1.ワイン同様、デキャンタージュして空気に触れさせて強引に味を目覚めさせる。
2.栓をせずに瓶の口にガーゼなど被せて3日から1週間常温放置する。
(これを通の間では放置プレイと呼びます。)
3.60~70℃まで温度をあげて虐めた後に40~45℃まで冷まして呑んでみる。
4.わざと燗冷めさせた純米酒を、翌日もう一度燗につけてみる。(燗冷め燗)
これらの技を駆使することで味が開き純米酒が目覚めます。
また熟成純米酒の味の変化を如実に実感できるこんな方法もありますので試してみてください。
まず一升瓶を買ってきたら4合瓶2本に分けます。
余った分は開けたての味を楽しんでください。
そして4合瓶の1本は冷蔵庫へ、
もう1本は栓をせずに瓶の口をガーゼなどで覆い常温で放置しておいてください。
翌日からこの2本の味わいの変化を確認しながら呑みます。
冷蔵しているお酒は開けたての味と余り変わりないですが、
常温放置した純米酒については3、4日で味が開き、劇的に変化して美味しくなるはずです。
それぞれの純米酒を「冷や」と「燗」にして呑めば、1本の純米酒の味の変化を4倍、5倍に愉しめます。
試してみてください。
お酒を電話で取り置き予約もできます。
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