2023/03/01 16:31
弥生に呑みたい春酒
「辨天娘きもと玉栄純米H30BY20番娘」
純米燗金太郎です。
3月弥生は、大安からのスタートですね。
春らしいポカポカ陽気ですし、縁起が良いですね。
^_^
さて、そんな3月のスタートに相応しい春酒を紹介します。
上品な旨味に柑橘系の酸がスパッとキレて爽快な純米燗ですよ。
「辨天娘きもと玉栄純米H30BY20番娘」
乳酸系の爽やかな香りと栃餅様の熟成香をわずかに感じる。口当たりは、とても優しく、落ち着いた上品な旨味に静かに酸がキレる。静かな湖面にそよぐ優しい風の如く癒される。この包み込むような優しさとクールな佇まいこそ辨天娘たる由縁。理知的でありながら優しく微笑む貴婦人のようだ。余韻は爽快感と安寧に包まれる。
燗に付けると、メチャメチャまろやかで、酸もたち、まとまり、キレも秀逸で滋味深い。飽きがこずスルスル呑める。
https://donsayo.buyshop.jp/items/44603445
*灘五郷の宮水(みやみず)
兵庫の灘五郷では酒造りが盛んなことはご存知でしょう。
江戸時代後期より、江戸にて「下り酒」といってもてはやされたのが、上方で造られた灘の酒です。
そのころの江戸で醸される酒は、まだ濁り酒(どぶろくに近いもの)で、諸白(澄んだ清酒)を醸す上方(池田酒・伊丹酒・灘酒)の酒の美味しさに及ばず、江戸の酒需要の8割を下り酒が占めていたそうです。
ちなみに上方からはいった上質の物を「下り物」、粗悪品の江戸の地のものを「下らない物」と呼んでいたことから「くだらない」という言葉が生まれたともいわれます。
そんな灘五郷の清酒ですが、その礎になったのが灘の地で汲み上げる「宮水(みやみず)」です。
この「宮水」ですが、水道水と比べて鉄分が10分の一以下で、ミネラル分やリン、カリウム、カルシウムが多い硬水として知られています。
鉄分は、酒造りにとって天敵で、麹菌等が生成する物質と結合するとお酒が赤く染まったり、風味が変化して呑めたものではなくなります。
地下水である「宮水」には、酸素がたくさん含まれており、酸素と鉄分が結合して「酸化鉄」となり、鉄分が取り除かれるものと考えられます。
また、麹菌や酵母の活動を活発化させるミネラル分やリン、カリウム、カルシウムが多い硬水であるので、日本酒造りに適しているのです。
この灘の「宮水」で醸すと、辛口の清酒ができやすく、伏見(京都)の軟水で醸すと甘口の清酒になりやすいともいわれますが、酵母や醸し方によって一概には言えませんが・・。
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