2023/03/20 15:59


花見だ! 酒だ!

「辨天娘きもと玉栄純米H30BY」


純米燗金太郎です。

明日はお彼岸ですね。

「暑さ寒さも彼岸まで」

と言うように、穏やかで清々しい日が多くなってきました。

関西では、桜の開花宣言は未だですが、もうすぐそこですよ。


さて、今日の花見酒として紹介させて頂くのは、完全発酵の強い純米酒です。熱燗にしても、燗冷め燗にしてもへこたれません。


「辨天娘きもと玉栄純米H30BY」


乳酸系の爽やかな香りと栃餅様の熟成香をわずかに感じる。口当たりは、とても優しく、落ち着いた上品な旨味に静かに酸がキレる。静かな湖面にそよぐ優しい風の如く癒される。この包み込むような優しさとクールな佇まいこそ辨天娘たる由縁。理知的でありながら優しく微笑む貴婦人のようだ。余韻は爽快感と安寧に包まれる。

燗に付けると、メチャメチャまろやかで、酸もたち、まとまり、キレも秀逸で滋味深い。飽きがこずスルスル呑める。


https://donsayo.buyshop.jp/items/44603445


「お彼岸の“おはぎ”と“ぼたもち”」


もうすぐ、春のお彼岸ですね。

「お彼岸」は、現世とご先祖様との距離が1年のなかで一番縮まる日だといわれますので、先祖供養のためにお墓参りに行かれたり、仏前に御供物をされたりすると思います。

そして、お供えするのは・・

秋のお彼岸には「おはぎ(お萩)」。

春のお彼岸には「ぼたもち(牡丹餅)」ですよね。

これらのお供えには、「邪気を払う」「五穀豊穣を願う」などの意味があるそうです。


それでは、「おはぎ」と「ぼたもち」って何が違うのでしょうか?

実は・・、

「おはぎ」は、「粒あん」。

「ぼたもち」は、「こしあん」。

という違いがあるそうです。

また季節にちなんだ「萩」「牡丹」の花の名前がついていたのも、今更ながらに気づき

「目からうろこ」です。

ちなみに、あんこの原料の小豆が収穫されたばかりの秋は、皮が柔らかいので「粒あん」。

保存期間を経て皮が固くなった春には、皮を取り除いて「こしあん」にするのだそうです。

私は全く知らなかったです。


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