2023/08/09 15:56
帰省して呑みたい純米燗
「睡龍 純米酒H29BY」
純米燗金太郎です。
お盆休みが近づいてきました。
帰省されるかたも多いと思います。
故郷では、
きっと燕たちも出迎えてくれるでしょう。
今週は、帰省先で寛ぎながら呑みたい純米燗を紹介します。
まずは、落ち着いた熟成感が堪らないこのお酒です。何処までも辛口へキレていきます。
「睡龍 純米酒H29BY」
乳酸系の上品な香りと黒糖にも例えられる熟成香がある。アタックで熟成した濃く複雑な旨味が強烈に前面にでるが、その後一気にナイフのようなキレ味のある酸が立ち、辛口へと導いていく。余韻には渋味もあるので、まだ熟成の余地がある。
時間と共に移ろいゆく味わいの中で、まさに、この一瞬しか味わえない、その味わいを愉しみたい。そんな気持ちにさせる。燗酒は、又、格別!ほっこりした気持ちにさせてくれる癒しのバージョンへステップアップする。まだまだ熟成の愉しみがある強いキレッキレ熟成純米酒だ。
https://donsayo.buyshop.jp/items/44603556
*「長期熟成古酒(火入酒)の特徴」
1.色合いは、非常に「濃い山吹色」をしている。
2.「黒糖」「ナッツ」「醤油」「味噌」などに通じる独特の香りの「熟成香」がある。 これは個人的嗜好により好き嫌いがはっきり分かれる香りだ。 私にとっては食欲をそそる香りなのだが・・・生理的に受け付けない人がいるのも否めない。(笑)
3.時を駆けて、熟成により「練れた旨味」が集積、凝縮しているのが古酒である。一般的な完全発酵の2回火入れの純米酒ならば、時間が経つほど、気温が高いほど熟成度合いが増していくことになる。
(熟成度合=積算温度×時間)
4.「燗酒」でこそ凝縮した旨味が開き、本来持つポテンシャルを発揮する。
5.「食中酒」として料理とともに呑んでこそ真価を発揮し、お互いを高めあう。 和食はもとより、濃い味わいの中華料理、ジビエ・肉料理、チーズ料理などとも相性が良い。
純米古酒(長期熟成酒)は、このように大変個性的であり、慣れてない方は嫌悪感さえ感じる可能性もある。紹興酒や梅酒に似た酒質を有するので、これらを呑みなれている方、女性や初心者には、比較的すんなりと受け入れることができると思う。
お酒を電話で取り置き予約もできます。
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