2024/06/09 13:13
父の日に贈りたい・・
「武蔵の里 純米吟醸熟成大古酒 東郷 H6BY」
純米燗金太郎です。
今朝の神戸新聞に掲載されていました。
隣町の上郡町で栽培された葡萄を使った
「MOTOワイン2023」
の新酒が出来上がったそうです。
当店には、「MOTOワイン赤2021」があります。
また佐用町の「西新宿菖蒲園」も開園しています。
菖蒲が咲き誇っています。
佐用に来られたら、寄ってみてください。
そして、父の日のプレゼントには、こんな特別な1本をお薦めします。
30年の歳月をかけて熟成させた大古酒は如何でしょう?
「武蔵の里 純米吟醸熟成大古酒 東郷 H6BY」
(杏子などの果実が熟して凝縮したような圧倒的旨味!)
ナッツ、黒糖、栃餅の様な熟成香が薫る。色合いはウイスキーより濃い琥珀色。アタックで鮮烈な甘味を感じ、のちに一気に旨味が弾ける。同時に杏子や洋ナシ、オレンジが入り混じる酸が立ち上がり、存在感を増していき爽快にキレる。原酒であるが故か、凝縮した旨味と酸の輪郭が際立ち鮮明。30年の月日を纏いインパクトある酒質に仕上がっている。
龍が、静かな湖面から突然に現れ、猛烈なスピードで駆け上り、空へと消えていくイメージ。
燗につけると、旨味が柔らかさを増しながら膨らみ、酸とのバランスが俄然良くなり癒される酒質に変貌。情愛の深い優しい聖母といった趣き。時の移ろいの風情を感じながら、安心感に包まれ、いつのまにやらスルスルと盃を進めてしまう。
「冷や(常温)」と「燗」で印象が一変するのが、この酒のポテンシャルの奥深さを物語る。
まだ余韻に少し渋味を感じる部分があるので、真の桃源郷まで、もう少し時間が必要か!
https://donsayo.buyshop.jp/items/80325751
「長期熟成古酒(火入酒)の特徴」
1.色合いは、非常に「濃い山吹色」をしている。
2.「黒糖」「ナッツ」「醤油」「味噌」などに通じる独特の香りの「熟成香」がある。 これは個人的嗜好により好き嫌いがはっきり分かれる香りだ。 私にとっては食欲をそそる香りなのだが・・・生理的に受け付けない人がいるのも否めない。(笑)
3.時を駆けて、熟成により「練れた旨味」が集積、凝縮しているのが古酒である。一般的な完全発酵の2回火入れの純米酒ならば、時間が経つほど、気温が高いほど熟成度合いが増していくことになる。
(熟成度合=積算温度×時間)
4.「燗酒」でこそ凝縮した旨味が開き、本来持つポテンシャルを発揮する。
5.「食中酒」として料理とともに呑んでこそ真価を発揮し、お互いを高めあう。 和食はもとより、濃い味わいの中華料理、ジビエ・肉料理、チーズ料理などとも相性が良い。
純米古酒(長期熟成酒)は、このように大変個性的であり、慣れてない方は嫌悪感さえ感じる可能性もある。紹興酒や梅酒に似た酒質を有するので、これらを呑みなれている方、女性や初心者には、比較的すんなりと受け入れることができると思う。
お酒を電話で取り置き予約もできます。
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○地酒のDON BASE店
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播州佐用の酒屋
赤松酒店(地酒のDON)
マスコット 純米燗金太郎
店主 純米燗伝道師 赤松儀和
〒679-5523
兵庫県佐用郡佐用町上月1030-4
℡ 0790-86-1235
fax 0790-86-1236